先程自身のトレードシステムを回したところ、久しぶりに暴落シグナルが出ました。ただし、いつもと少し違った風景も見えます。具体的な特徴を書くと、

  • まだ順張りシステムのポジションが残っている
  • 暴落時に作動する逆張りシステムのうち、一部しかシグナルが出ていない
  • 空売りのシグナルも出ている

となるでしょうか。少し、詳細を説明してみたいと思います。

結論から書くと、今回売り込まれているのは一部の銘柄だけで、まだ耐えている銘柄も多くあるというのが私のシステムの分析となります。

通常、暴落時には順張りポジションはほぼ消えています。が、今回はまだわりと残っているんですよ。ここ数日足を引っ張ってはいますが、それでも本日1銘柄ストップ高する等、踏みとどまっています。
が、個人的にシステムの完成度という点では反省しなければなりません。なぜなら、私の場合、暴落時には順張りのポジションはすべて手仕舞い済となっているのが理想なのです。このブログで何度か書いてきましたが、私は順張りシステムを暴落時の逆張りシステムの補完と位置付けています。暴落時の備えが平常時に寝ているのは勿体ないという背景から順張りで運用しているだけで、あくまでメインは逆張りです。順張りポジションによって逆張りポジションが限定されてはならないのです。

ただ、結果的に今回問題になることはありませんでした。詳細はここでは伏せますが、暴落時に作動する逆張りシステムのうち、シグナルを出したのは一部のシステムだけだったからです。やはり、一部の銘柄のみが売り込まれていると言えます。結果オーライではありますが、今回は資金不足で逆張りポジションが作れなくなるということにはなりませんでした。

又、普段なら暴落時に空売りのシグナルが出ることはまずないのですが、今回は出ています。これもまた同じ状況(売り込まれているのは一部の銘柄のみ)を示唆しています。

これまでの経験と照らし合わせると、何だか不思議な値動きです。もしかしたらもう一段下落があるのかもしれませんが、私は明日機械的に仕掛け、一気にポジションを増やします。でないと、システムトレードになりませんからね。
さて、どうなりますか。