ここ最近、新しく開発した浅い押目買いシステムが好調です。連休明けの株式市場はボラティリティがとても小さく、同じ逆張りでも大きな値動きを狙ったシステムだと、ほとんど取引機会がないはずです。実際、私が実践している従来のトレードシステムもほとんど取引をしていません。今週の取引回数を比較してみると、

  • (従来の)深い押目買いシステム①:1回
  • (新規の)浅い押目買いシステム②:8回

という状況。もう少し長期間様子を見る必要がありますが、今のところは利益も出ており、狙った通りの結果と言えそうです。

後は相場が一転して急落した時に、②が一定の損失で耐えつつ、①がより大きな利益を出してカバーしてくれれば、私のシステムトレードも一歩前進となるのですが…。
「ボラティリティの小さな相場をどう扱うか」は、私にとって大きな課題なのです。

又、今週前半は順張りシステムのシグナルが出まして、ポジションが若干増えました。ただし、以前も記事にした通り、私の場合、順張りはメインではなく、(暴落相場を狙った)逆張りシステムの資金効率を高める補足ルールという位置づけなので、あまり大きなポジションではありません。

5月の株式市場は下がることが多いと言われていますが、今の所その気配は感じられませんね。いろんな意味で、お待ちしているのですが(笑)。暴落相場が来る時は、

  • 従来の押目買いシステム①の取引回数が増え、
  • 順張りシステムのポジションはほぼ全て手仕舞い

となっているはずです。

システムトレードを実践していると、自分のポジションが相場の状況を教えてくれることがあります。それも、指数(日経平均やTOPIX)などより余程正確に。
未来を見通すことは誰にもできませんが、現状を正しく把握し、備えることは可能だと思います。