淡路島散策:淡路島牛丼と淡路牛
久し振りに食ネタを一つ。
淡路島の食材は安くて美味しく、季節の食材を使った家庭料理は本当に美味しいです。3年も経つと当たり前になってきましたが、移住当初は食卓に並ぶ料理一つ一つに感動したものです。
と同時に、外食の機会はどんどん減っていきました。それでもお気に入りのお店は何件かあり、たまに足を運んでいます。今回紹介する「あわ路飯店真心」(マミーと読みます)は、そんなお店の一つです。
住宅街にある定食屋さんといった雰囲気で、必ずしも観光客をターゲットにしたお店ではありません。淡路在住の私にとっては、最近むしろそちらの方が居心地が良かったりします。少しは島民っぽくなってきたのかもしれません(笑)。
定食屋さんらしいメニューがたくさんあるんですが、いざお店に行くと、いつも頼んでしまうのがこちら。
淡路島牛丼です。
淡路島牛丼を売りにしているお店は島のあちこちにありますが、内容は千差万別。正直、「まあ普通…」と思う牛丼もあります(笑)。しかし、こちらの牛丼は、柔らかい淡路牛と甘~い淡路玉葱が絶品で、まるで高級すき焼きを食べてるような気持ちになれるんですよ。
この牛丼に使われている淡路牛をご存知という方は、おそらく相当の肉通でしょう。
しかし、但馬牛(たじまぎゅう)なら、聞いたことがある方も多いんじゃないでしょうか?
私も肉通の方に教えてもらったんですが、日本で唯一兵庫県だけが長年に渡って他県産牛との交流を避け、改良を重ねて作り上げた優秀な血統の牛、それが但馬牛です。現在、全国にはいろんなブランド牛がありますが、但馬牛の血統を入れることで牛の品種改良を行っている所がほとんどなのだとか。
そんな但馬牛ですが、実は原産地の但馬より淡路の方が出荷数が多いんです。つまり、神戸ビーフ、松坂牛といった有名ブランド牛のルーツをたどると、その多くは淡路牛にいきつくのです。
淡路牛の中でさらに厳しい認定基準を満たしたものは、淡路ビーフと呼ばれます。
少々お値段は上がりますが、淡路島に来られることがあれば、試してみられるのもよいかもしれません。
マジで美味いっすよ!
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