田舎移住前に見つけた「信頼できる人との縁」
ここ数日、淡路島はずっと雨が降り続いています。
本来なら今日は「うずしお朝市」に出かけて新鮮な魚介に舌鼓をうち、いつもお世話になっている井本産業さん(プロパンガス業者)の「りんご感謝まつり」に顔を出し、淡路島を満喫しようと計画していたのですが、残念ながら大雨。こうして部屋にこもって、仕事したりネットしたりして過ごしています。
早いもので、私の淡路島移住生活ももうすぐ丸三年が経とうとしています。
いろんなことがありましたが、何とか当初の計画通りと言えるでしょうか。
経済面では、自身のトレードシステムを利回り重視の”会社員バージョン”から、安定重視の”独立バージョン”に改良し、今のところは(!?)生計が成り立っています。次の目標は、もう1つ2つビジネスを作り、トレード以外の収入で生活にかかる固定費を消し、会社員時代の家計に戻すこと。正直、うまくいってることもあれば、課題に直面していることもありますが、元来ビジネスとはそういうものですし、一歩一歩積み重ねる以外にないでしょう。
人間関係の面でも、東京の友人との関係は続いていますし、中には会社員時代のシガラミがなくなり、より深いコミュニケーションをとれるようになった友人もいます。そして、島内で新たな友人もできました。ありがたいことです。淡路島は、今の私にとって日常生活の拠点なのですから。
経済面は、自営という範囲なら自力である程度は何とかなります。少なくともそう思えなければ、独立なんてしませんよね。しかし、人間関係ばかりは相手あってこそ。特に移住先で友人ができるかどうかなんて、運でしかありません。確かにそうなんですが、今振り返れば、あながち運だけではないのかもしれない…とも思うのです。
移住前、私は何度か淡路島に足を運びました。実際に島内での生活を自分の眼で確認し、いろんな方とお会いしました。宿泊していた宿の方にも島の情報を聞きましたし、田舎移住生活の生の情報を知ろうとNPO法人に話を聞きにいったり、土地を探すために不動産屋を周ったり、プロパンガス業者さんと条件交渉をしたり。
その過程で、私は何人か信頼できる人とのご縁に恵まれたのです。移住前も、そして移住後も、そういった方々からのサポートの上に私の移住生活は成り立っており、今でも良いお付き合いをさせて頂いてます。さらに、このご縁は島内の新たな友人へとつながっていきました。出会った当初は「良い人に会ったな~」くらいの感想でしたが、今改めて移住生活を振り返ると、非常に大きな出来事だったと思います。もし信頼できる人が全く見つかっていなかったら、
- そもそも移住を決断できただろうか?
- 移住後、順調に新たな人間関係を築けただろうか?
大いに疑問です。
移住を決める上で、「仕事」や「生活インフラ」には誰もが目を向けると思いますが、「信頼できる人」というのも大事な尺度だと思います。結局は「ご縁」という一言につきるのかもしれません。
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