田舎暮らしとお金の話③:通信は固定回線+MVNOの格安SIM
光熱費、上下水道の次は通信についてまとめてみたいと思います。
私はもはやインターネットなしに生活することは考えられません。それくらい通信環境は今の私にとって重要なものですが、当初意外なところでつまずきました。
固定回線:関西電力のeo光かNTT西日本のフレッツ
私が住んでいる地域では当初NTTのフレッツが使えず、関西電力100%出資のケイ・オプティコムが提供するeo光が唯一の選択肢でした。コストは共に複雑な割引制度があり、当時調べた範囲では「短期的にはeoが安く、長期的にはフレッツが安い」と判断した記憶がありますが、それ程大きくは変わりません。興味のある方は最新の料金プランを調べてみてください(※10/5追記 ネットのみの場合、長期利用すると最終的に同程度の価格に収斂するようです)。
法人用に固定電話も契約し、現在我が家の固定回線の費用は月5,660円。なお、テレビは地デジアンテナで済ませました。悪天候の際など、たまに受信できなくなりますが、そもそもあまりテレビを見ないので問題ありません。
ただ、問題はコストとは別のところにありました。これは田舎暮らしだからという訳ではなく、eo光全般に言えることだと思いますが、私が移住して間もない頃(2015年)、サービス品質が驚くほど低かったのです。結構な頻度で通信障害が起きるんですよ。急に通信ができなくなり、初めは何が起きたのかと慌てましたが、どうもeo光の設備(DNSサーバー)がDDoS攻撃を受けたことが原因だとか。以前通信会社で働いた経験のある私からすれば、そんなことで通信障害を起こすなんてあり得ないと思いますけどね。
念のため書いておくと、最近はeo光も安定してきたようで、しばらく通信障害は起きていません。ただ、この前近所でNTTの工事が始まり、工事のおっちゃんから「近々フレッツが使えるようになるかもよ」と聞きました。もしフレッツの提供エリアになったら、私は乗り換えるかもしれません。だって、いつ通信障害が起きるか分からない回線はやはり嫌です。
モバイル回線:MVNOの格安SIM(IIJmio提供みおふぉん)
こちらは全く問題ありません。ドコモ、au、ソフトバンクのショップは全て島内にあります。
又、私は大手キャリアのサービスは使っておらず、MVNOのIIJmioが提供する「みおふぉん」を使っています。SIMはAmazonで入手することもできますし、もし店頭が良い方はイオンで即日開通することもできます。高速データ通信(月3GB)と電話が可能で、料金は月1,600円+通話料(50%OFF)。一度使い始めると、高額な大手キャリアのサービスに戻る気にはなれません(笑)。
私は関東に住んでいた頃からMVNOを愛用しています。今では妻もMVNOを活用中。私が利用しているのを見て、親も義理の親も全てMVNOに変更しました。電話をものすごく利用する方なら大手キャリアのサービスも検討に値すると思いますが、私の場合は友人とのコミュニケーションはメールやFacebook/LINE等のメッセージサービスで済ませるため、電話は大して使いません。又、家にいる時は固定回線(WiFi)を使えばいいので、データ通信の容量もこれで十分なのです。
IIJmioはドコモの回線を借りてサービス提供しているので、ここ淡路島でも圏外になることはほぼありません。以前NTTコミュニケーションズの「OCNモバイルONE」を利用していたこともありますが、同じMVNOでもIIJの「みおふぉん」の方が通信品質も良く、快適です。田舎だとあまり感じませんが、都内だと特にその差を感じました。本当によくできた通信サービスで、もはや固定回線障害時のバックアップとしても手放せません。
次回はここまでの話をまとめてみます。
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