連休いかがお過ごしでしょうか?
私は連休に入る直前の金曜日から1泊2日で、兵庫県北部にある香住という町へ行ってきました。正直言うと、今年は新たな仕事に取り組み始めましたし、愛犬との別れもありましたし、仕事の1年にしようと心に決めていたのですが、さすがに疲れてきました(笑)。

淡路島から兵庫県を縦断して日本海へ

目的な香住ガニまつり
紅ズワイガニを楽しむイベントで、私自身今回が初訪問ですが、ここ10年にわたって毎年開催されているようです(2018年は9月15日)。
淡路島もそろそろ渡り蟹の季節ですが、ズワイガニはさすがにとれません。淡路島から車で明石海峡大橋を渡り、兵庫県を瀬戸内海側から日本海側へと縦断。途中、出石や城崎温泉にも寄って観光を楽しみながら、ズワイガニを仕入れてきた次第です。

 

出石城下町

淡路島を出発後、最初に立ち寄ったのが出石です。
かつて城下町として整備された町で、今でも趣のある町並みが残っていました。

出石城下町

出石城跡には稲荷神社が建てられ、赤い鳥居の参道がいい雰囲気です。辺りにはモミジの木が多かったので、紅葉の季節にはまた違った美しさがあるだろうと思います。

出石城跡

ランチはもちろん出石そば。官兵衛というお店で頂きました。

出石そば

偶然見つけたんですが、居心地のいいお店で、改めて食べログで見てみると結構な人気店みたいですね。お店の名前から黒田官兵衛と何か関係があるのかなと思って聞いてみると、お店のオーナーが若き官兵衛が仕えた小寺家の子孫にあたるとか。店員さんとのそんな会話に癒されながら、天然わさびと美味しいおそばを堪能させて頂きました。

コウノトリの郷公園

コウノトリの保護、繁殖、野生復帰に取り組んでいる研究施設で、間近でコウノトリを見ることができます。辺りの田んぼにも、コウノトリと思われる鳥が普通に飛んでました。

コウノトリの郷公園

こちらはコウノトリの巣。中に入って写真撮影できます(笑)。

コウノトリの巣

玄武洞公園

美しい「柱状節理」を見ることができる公園です。火山活動で流れ出たマグマがゆっくり冷えて固まると、六角形の石の柱が並んだ不思議な景観が現れるとか。北海道の知床クルーズでも似た景観を見たことがあります。

玄武洞公園

城崎温泉

関西では有名な温泉地です。2つ程外湯巡りをしながら、お土産探し。

城崎温泉

ちょっといい日本酒、そしておつまみに「かにの身入りかにみそ」をゲットしました。帰宅後、淡路の自宅で頂いてますが、最高の組み合わせです(笑)。魚の美味しい淡路島に移住したからなのか、年のせいなのか分かりませんが、日本酒が妙に美味しく感じる今日この頃です。
試しにネットで検索してみると出てきたので、ご興味のある方はどうぞ。お酒の好きな方なら、間違いないはずです。

香住漁港:カニ祭り

さて、メインのカニ祭りです。

事前にネットで調べたところ、祭り自体は9:00~12:30ですが、海産物の販売は8:30開始とありました。
近くの道の駅で車中泊し、ちょうど8:30くらいに現地着。ところが、既にカニを求める方々の大行列が…。いや、ビックリしました。カニってこんなに人を集めるのかと(笑)。県内外からの観光客はもちろんですが、地元の方々も並ばれていたようです。

こちらはイベント会場。「ちくわまき大会」や「カニの早食い大会」が行われてました。淡路島では「餅まき」ですが、香住では「ちくわまき」になるんですね。

ちくわまき

行列に並んでいる最中に食べた「かにみそ甲羅焼き」

かにみそ甲羅焼

そして、こちらが実際に並んで買った「ボイル香住ガニ」です。

香住ガニ

大2枚4,000円、小3枚4,000円でしたが、大は売り切れてしまって購入できず。それでも1時間以上並んで小3枚を買うことができました。並んでいた地元の方が「去年は小は最後まであったけど、今年は去年より並んでいる人が多くて売り切れちゃうかも」と話していたので、年々人が増えているようです。

購入したその日の夜に、淡路島の自宅で早速頂きましたが、そりゃもう文句なく美味でありました。塩加減も絶妙。次回はもうちょっと早目に現地に着いて、大をゲットしたいと思います(笑)。

車中泊

こんな感じで淡路島から1泊2日のショートトリップを楽しんできました。

このルートだと城崎温泉に宿泊するのが普通でしょう。が、今回は香住漁港の比較的近くにある「道の駅あゆの里谷田川」で車中泊しました。以前、こちらのブログでも記事にした北海道旅行で私は車中泊デビューしましたが、いろいろ工夫を重ねた結果、1泊2日なら普通に寝れます。もちろんホテルにはかないませんが、ちょっとした秘密基地って感じでしょうか…。

最近は滞在そのものを楽しめるようなホテルに宿泊するか、そうでなければ車中泊してその分「食」を楽しむか、短期ならそんなスタイルで旅することが多くなってきました。キャンピングカーを買おうかと考えたこともあるんですが、まだそこまでは踏み切れません(笑)。