今月の株式投資

今月の投資成績は、

  • 指数リバランス等の需給トレード:プラス
  • システムトレード(スイング):プラス
  • システムトレード(デイトレ):マイナス

でトータルはプラスとなりました。

選抜株式レースの方は、いい感じで成績が積み上がりましたね。それでも、優勝には縁がないんですけど(笑)。派手さは全くありませんが、こういったスタイルに興味を持たれる方もいると信じて、引き続き手堅いトレードを積み重ねていこうと思います。

 2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月11月12月合計
需給トレード
システム(スイング)
システム(デイトレ)
合計

雑感(今年の振り返り)

先程、今年の成績を集計したところ、約7%という結果でした。年によって好不調の波があるのは致し方ありませんが、最低でも10%程度の利回りが出るよう調整した仕組みなので、今年は絶不調と言っていいと思います。

上の表をご覧頂ければ分かる通り、足を引っ張ったのはスイングのシステムトレード。さらに内訳を見てみると、順張りシステムは順調に利益を積み重ねていますが、ポジション自体が小さいため(長期的にはその方が有利なのです)、全体として見ればそれ程大きな利益にはなっていません。
一方の逆張りシステムは、そもそもあまりトレード機会がありませんでした。調整らしい調整もなく相場が一方的に上昇した影響を受けているものと思われます。ここまでは、ある意味で想定の範囲内です。しかし、以前記事にもした通り、開発したばかりの浅い押目買いシステムに当初ミスが紛れ込んでおり、そのために出した損失を最終的にカバーしきれませんでした。
ただし、このミスがなかったとして、ようやく今年の利回りは10%程度。苦戦したことに変わりはありません。システムトレードという視点では、2017年はかなり異質な相場だったと言えます。

一方、選抜株式レースの方はむしろ絶好調で、1年間の累積成績は218.17%だとか。
運にも恵まれたのでしょうが、あまりに違い過ぎますよね。
この差はどこからくるのでしょうか?

去年も似た内容の記事を書きましたが、答えは簡単です。レースは1銘柄への集中投資が前提になっていることです。しかし、実際にはいくら自信があるとはいえ、全資金を1銘柄に突っ込める方はまずいないでしょう。で、分散を図る訳ですが、そうすると安定度は増すものの、引き換えに成績は悪化していきます。最終的には市場平均に収斂していくでしょう。

他にも、私はレースでは選択できない”デイトレ”や”売り”のシステムを運用したり、資金管理を最適化したり、様々な工夫を加えています。全て長期的な利回りと安定度のバランスへの配慮ですが、今年は全て裏目に出てしまいました。とにかく買って保有し続ける、のが正解だったのです。
年が明けたら、もう少し詳細に2017年相場を検証する予定ですが、おそらくルールを見直すようなことにはならないかと思います。基本的には長期的な優位性に注目し、同じことを繰り返す、のが私のスタイルであります。

さて、早いもので、今年ももうすぐ終わりですね。
この投稿が今年最後の記事になる予定ですが、この場を借りて当ブログにお付き合い頂いた皆様に、改めて感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました!
来年は少々ブログの方向性に微修正を加えたいと考えておりまして、年が明けましたらまた詳細をお知らせ致します。

それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。