指数需要の結果

10月に売買したのは3473さくら総合リート投資法人のみ。選抜株式レースでも選択させて頂いたとおりで、薄利で終わりました。リバランス日当日の値動きを掲載しておきます。

3473さくら総合リート投資法人
20161028_3473さくら総合リート投資法人

そして、今月はもう1銘柄リバランスがありました。10/25に新規上場した9142九州旅客鉄道(JR九州)ですが、昨日がFTSEリバランス日。こちらも日中の値動きを掲載しておきます。

9142九州旅客鉄道
20161031_9142九州旅客鉄道

結果論ですが、リバランス日当日の値動きは明暗くっきり分かれましたね。事前に当日の値動きを予測できればいいのですが、かなり難易度が高いです。
ちなみに、私は9142はまだ売買していません。ただし、FTSEリバランスが終わった本日以降、今月末のTOPIXリバランスに向けて、(値動きによっては)自己ルールにのっとって売買するかもしれません。

10月の反省など

10月の結果は、

  • 指数リバランス等の需給トレード:プラス
  • システムトレード(スイング):プラス
  • システムトレード(デイトレ):マイナス

で、トータルはマイナスとなりました。需給トレード、システムトレード(スイング)はプラスとなっていますが、ほとんど売買チャンスがなかったというのが実態で、デイトレのマイナスを補えませんでした。

大きな金額ではありませんが、今年2度目のマイナス。短期的なプラスマイナスに一喜一憂しても無意味なのは分かっていますが、20年近い会社員生活で体に染みついたサラリーマン根性がまだ抜けきっていないのでしょう、正直あまり気持ちのいいものではありません。ただ、この相場だと仕方ないとも思うのです。
今月、売買代金が2兆円を上回ったのは5営業日のみ。うち3営業日はJR九州が上場した10/25以降に集中しています。日銀のETF買いの影響もあるのでしょうが、薄商いの中、株価がふらふらと上がっていったのが10月の相場です。つまり、逆張りメインの私にはそもそも厳しい相場環境だったと言えます。

こういう相場に対応するには順張りシステムを持たねばなりません。株価が上がってきたところを買い、さらに上がったところを売るシステムです。先日の記事のとおり、ちょうど現在順張りシステムを作り直している最中で、いろいろと細かく研究していますが、何となく見えてきたのは、「それなりのものは作れそうだけど、日本株はやっぱり逆張りの方が有利」です。
おそらく、順張りシステムが完成しても、メインルールとしてまとまった金額で運用することにはならないでしょう。逆張りシステムの足を引っ張らない範囲で、先月のような相場でも利益を上げるための補完ルールとして、完成度を上げられれば…、と考えているところです。

今年も後2ヶ月を残すばかりとなりました。年末に向けて最後のひと踏ん張りという方も多いのではないでしょうか?
お互い、頑張って参りましょう!