6098リクルートホールディングスとFTSEリバランス結果2019/9
先週末9/20の金曜日はもろもろのFTSEリバランスがありました。
中でも私が注目していたのが、6098リクルートホールディングス。大規模な売り出しを実施した銘柄で、売買した個人投資家も多いのではないでしょうか。私もその中の1人でして、自己ルールにのっとって何度かトレードを繰り返し、9/20のFTSEリバランスに最後のポジションをぶつけ、全て手仕舞い終了となったところです。今回はこのトレードの背景を書いてみようと思います。
まず、9/20の日中足はこちら。
残念ながらこの1日にだけ注目するとイマイチな結果に終わりましたが、1週間の値動きを見るとまた違った風景が見えます。
売り出しの受渡日となった9/18の寄りと引けで出来高が急騰していますが、これは売り出し株をもらった投資家が寄りで一斉にポジション解消を始め、引けではMSCIのリバランスがあったためです。そして、9/20の引けが上に書いたFTSEリバランス。つまり、
- 9/18寄りには売り圧力
- 9/18引けと9/20引けに買い圧力
があるというのは事前に予測できました。さらに、この銘柄は貸借銘柄で空売りの買戻しも期待できますし、何より9/19以降の自社株買いも発表しています。援軍がこれだけ来るなら…という訳で、私はこの銘柄の最後のトレードとして、9/18の寄りで仕掛け、9/20引けを期限として手仕舞いしていくというトレードを実行に移しました。9/20の引けで株価が上がったら最高だったんですが、同じことを考える投資家は必ずいる訳で、そう簡単ではありませんね(笑)。
このチャートを見て頂ければ分かりやすいと思うのですが、FTSEリバランスの規模は決して大きなものではありません。なので、以前も書いた通り、私は余程の条件を満たさない限り単体で狙うことはありません。が、今回はいろんなことが重なってリバランスにぶつけてみました。
ご参考までに、FTSE定期見直しの対象となった銘柄の日中足も掲載しておきます。
今回は見事に逆噴射といっていいでしょう。
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