新電力イーレックスへの切り替え
実は今年7月から我が家の電力購入先を関西電力からイーレックス社へ変更しました。
「電力自由化の恩恵を我が家でも…」と積極的に動いた訳ではなく、淡路島でいつもお世話になっているプロパンガス業者がたまたまイーレックス社の代理店となっていて、条件も良かったので試しに切り替えてみたという経緯です。
2社の料金(税込)を比較するとこんな感じ。
単位 | イーレックス社 | 関西電力 | ||
基本料金 | 最初の15kWhまで | 契約 | 327.65円 | 327.65円 |
電力量料金 | 15~120kWhまで | kWh | 19.76円 | 19.76円 |
120~300kWhまで | kWh | 25.68円 | 26.19円 | |
300kWh~ | kWh | 26.23円 | 29.94円 |
電力消費が多ければ多い程、イーレックス社の方が安くなります。契約期間等の縛りも一切ありません。
契約切り替え前のシミュレーションによると、我が家の電力消費は比較的少なく、想定削減額は年間2,173円(約2.9%)。正直言って、すごく安くなるという訳ではありません。それでも、電気料金は安いに越したことはないですし、電力業界に競争が起きるのは大歓迎ですし、日頃お世話になっているプロパンガス業者さんのご商売につながるなら…と切り替えてみました。
実際に約5ヶ月使用してみて、全く不自由は感じません。最も電力消費が多いと思われる夏季でも、停電等一切ありませんでした。”万が一の時でも、電力供給源を複数確保しているので停電になることはない”とのことです。
切り替え時の工事、費用も一切なし。
既存の送電網をそのまま利用しますし、スマートメーター(電力会社負担)も我が家の既存設備で事足りたので、申込用紙に記入するだけでした。申込時に登録したクレジットカードで月々の支払もこれまで通り。特に何も変わっていないのが実態です。
災害時はまだ未体験なので何とも言えませんが、東日本大震災の経験を踏まえれば、大手だから信頼できるという訳でもなさそうですしね。
イーレックス社は電力業者の中では中堅クラスといった印象で、さらに安い価格を提示している業者も多々あるようです。私は経緯が経緯だったので他の新電力業者との比較検討までしていませんが、事前に調べたイーレックス社の特徴を列挙すると、
- 創業16年、東証一部上場、直近の業績も悪くない
- 官公庁、病院、民間企業への導入実績あり
- 電力供給源は自社発電所(バイオマス)、他社余剰電力買い取り、日本卸電力取引所での購入の3種類
といった感じでしょうか。
詳細はまた別の機会に書くかもしれませんが、私は太陽光発電には経済合理性という点でも、本当にクリーンなのかという点でも、非常に懐疑的でして、そういった点でもイーレックス社への切り替えは全く抵抗ありませんでした。
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