法人設立:労働保険の手続き&スケジュール振り返り
労働保険
今日は労働保険の手続きです。労働保険には労災保険と雇用保険があり、前者は労働基準監督署、後者はハローワーク(公共職業安定所)への届出が必要となりますが、結論から書くと私のケースは加入不要とのことでした。
- 労災保険、雇用保険共に従業員を雇い入れると基本的に加入必須。ただし、配偶者は他人ではないので従業員としてカウントしない。
- 労災保険は、従業員を雇い入れた時、その雇用形態によらず加入必須。
- 雇用保険は、従業員を雇い入れた時、「週20時間以上の労働、かつ31日以上の雇用見込がある」場合にのみ加入必須。
今後従業員を雇い入れた場合の手続きも含め、淡路労働基準監督署の窓口の方が丁寧に説明して下さいました。
「念のためハローワークにも行ってみてはいかがですか?雇用保険の説明も聞いてくるといいですよ」とのことだったので、ハローワークにも行ってきた次第。
郵送での手続きが若干残っていますが、これで法人設立に伴う役所への届出は全て完了です。
法人設立に必要な手続きとスケジュール
以下、参考までに私が実際に行った合同会社設立の手続きをスケジュールと共にまとめておきます。
法人印鑑 | 登記 | その他 | |
3/4(金) | 注文 | 登記書類の作成開始 | |
3/8(火) | 印影の事前確認 | 登記書類に関する疑問点を事前確認(洲本支局) | 代表者個人の印鑑証明書入手(市役所) |
3/10(木) | 到着 | 登記書類への押印 | |
3/11(金) | 法人設立登記(神戸地方法務局) | ||
3/14(月) | 法人設立登記の完了確認(電話) 登記事項証明書入手(洲本支局) | ||
3/15(火) | 社会保険の手続き(明石年金事務所) | ||
3/16(水) | 税務関連の手続き(税務署、県税事務所、市役所) | ||
3/18(金) | 労働保険の手続き(労働基準監督署、ハローワーク) |
登記までに1週間(印鑑作成に時間がかかっています)、登記後の各種手続きに1週間って感じですね。そして、税理士や行政書士といった専門家の力を借りることなく、全て自力でできました。どの役所も丁寧に教えてくれますし、固定資産や在庫を大量に抱えたり、複雑なオペレーションをしたり、といったことがなければ、基本的に自身で手続きできる範囲だと私は思います。
偶然ですが、私が合同会社設立の手続きをしている最中、アマゾンジャパンが株式会社から合同会社になるというニュースが流れてきました。ちなみに、Apple Japanも合同会社です。当面株式公開を考えないのであれば、合同会社はそれなりに合理的な選択なのかもしれません。
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